オススメ讃岐うどん店 準Ｓ級 山下（坂出山下）

釜あげとしめたのと二種類あります。これは釜あげ。

目の前で揚げている天ぷら、なかでも海老のかき揚げ天が人気。
天ぷらを揚げるおばあちゃんは映画「UDON」にも登場した。

友人達を案内してのうどん巡り。
朝9時という早い時刻で、開店直後といえる時間帯。
店内に入ると客席は八割方うまっていて、店の人も忙しそうに動いています。
といってもぞんざいに客を捌く風ではなく、とても良い雰囲気で賑わっている感じです。

メニューはかけのみ。
麺の状態をそのまま・ぬくめる・釜あげからから選んで注文します。
私はそのまま、モモチは釜あげを注文。
うどん玉の入った丼を受け取ったら、だしをかけて完成。
勘定は後払いです。

天ぷらはだしをかける際にトッピングします。
今回は名物の海老のかき揚げ天にしたいのですが、並んでいる天ぷらのなかにはありません。
厨房ではお婆ちゃんが天ぷらを揚げていて、よく見るとその今揚げているのが海老のかき揚げ天のよう。
揚がるのを待ちつつうどんを頂くことに。

しかし10個くらい揚がっても陳列される気配はなく、お婆ちゃんひたすら揚げ続けています。
我慢できず目の前まで行って「それもらっていいですか」とお願いしたら、お婆ちゃん無言でこちらが持ってる丼の上に天ぷらを載せてくれました。
このお婆ちゃん、無愛想で知られるらしく映画にもそのネタで出演しています（一瞬だけ）。
そのこともあり、このやり取りは腹立たしいより可笑しかったです。

小エビかきあげ200円。２センチはありそうな厚さ。エビはパリパリ、衣はザクザク、中はもっちり。

うどんの方はというと太めの麺が特徴的。
年々うどんが細くなってると言われるなかで珍しい存在です。
なんでもここの大将は、手作業にこだわり昔ながらのうどんを守り抜いているのだとか。
もっちりとして口から溢れそうな太麺の触感でとても美味しいです。

薄く大きい油揚げ。サッパリ薄味。

思えば初めてレンタカーでうどん巡りしたとき訪れた店。
今回6年半ぶりに訪問です。
前回は釜の火が消えてる時間帯だったので当然作りおきのうどんを食べました。
それっきりに一度も来ていませんでした。
今回そのことを後悔するほど満足できました。