讃岐うどん用語集
- あつあつ
- 宮武式の呼称。水で締めたうどんを湯通しし、熱い「かけだし」をかけたもの。かけ。熱いかけ。
- あつひや
- 宮武式の呼称。水で締めたうどんを湯通しし、冷たい「かけだし」をかけたもの。同じぬるいうどんなら、コシがある「ひやあつ」の方が好まれるゆえ元々は無かったメニュー。
- うちこみうどん
- 野菜と一緒に煮込んだうどん。
- エッジが立つ
- 茹であげた際、うどんの断面における四隅の部分が鋭角に角張り中央が凹んだ状態。
- 恐るべきさぬきうどん
- 「TJかがわ」連載のうどん店探訪記事を単行本化したもの。文庫本化もされ全国で発売。
- おでん
- 讃岐うどん店に最も多いサイドメニュー。
- オプション
- セルフ店において、うどんにトッピングする具のこと。天ぷら。
- おろしうどん
- 大根おろしが乗せ醤油で食べる。「ぶっかけだし」だと「おろしぶっかけ」に。
- かけうどん
- かけだしをかけて食べるいわゆる普通のうどん。だしを「かける」から「かけ」という由来は、麺主体の讃岐うどん文化を象徴している。
- 釜あげうどん
- 釜あげ状態のうどんを茹で汁に浸し、「つけだし」につけて食べる。最初にお店のメニュー名に使ったのは「かな泉」。かつては「いでごみ」と呼んでいた。
- 食い逃げシステム
- 特大量の釜あげうどんを制限時間以内に食べると無料となるシステム。「ジャンボうどん高木」が元祖で数店が採用している。
- さぬきの夢2000
- 県によるプロジェクトで誕生した県内産小麦。
- 死体
- 水で締めてから時間が経過しコシが無くなった作り置きの麺を指すスラング。
- しっぽくうどん
- 煮込んだ野菜や肉を汁ごとかけて食べる。
- 玉売り
- 水で締めた状態のうどんを売ること。大口用が主だが、近所の人が買っていくことも多い。
- 玉数
- 注文するときの麺の量。店によって単位が異なるが「小・大・特大」「一玉・二玉・三玉」が多い。
- たらいうどん
- 大勢で食べる釜あげうどん。その名の通りたらいに入って出てくる。
- 天ぷら
- セルフ店においては丸天・平天なども含んだ、うどんに乗せる具の総称。オプション。店で作る所と業者(仕出し屋)の天ぷらを置く所がある。
- テボ
- うどんを湯がくときに使う取っ手のついたざる。「てっぽうざる」が訛った呼び名との説(玉を入れるから)。「いかき」とも呼ぶ。
- 人気穴場店
- 地元常連客以外は来ることのなかった穴場の店に、うどん巡りの客が集中する現象によって生まれた矛盾語。
- 半生麺
- 主として観光客向けのお土産用のうどんに見られる、ある程度まで乾燥させたうどん。日持ちが良い。
- ひやあつ
- 宮武式の呼称。水で締めたうどんに、熱い「かけだし」をかけたもの。ぬるいかけ。
- ひやひや
- 宮武式の呼称。水で締めたうどんに、冷たいだしをかけたもの。冷たいかけ。
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やまかけうどん
- すりおろした山芋がかかったうどん。
- 宮武系
- 先代宮武を祖とする親類・師弟関係にあたる店の系統。宮武、やまうち、松岡、あたりやと、2003年10月開業した丸幸の五店。