行列のできる製麺所は正真正銘の製麺所
日の出製麺所
- 坂出市
- 製麺所
- 後払い
- 中 太
- かため
日の出製麺所データ
住所 | 坂出市富士見町1-8-5 [ 地図 ] |
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電話番号 | 0877-46-3882 (カーナビ用) |
営業時間 | 11:30-12:30(物販は9:00-17:00) |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | さぬきうどんの日の出製麺所 |
店のスタイル | 製麺所(後払い) |
創業年 | 1930年 |
坂出市内県道19号線沿い西側。坂出駅の西南徒歩10分。
もともと製麺・卸し(セイロに載せたゆでうどんを食堂や公共施設に配送)を本業としている製麺所。
かつて香川には大小さまざまな規模の製麺所が存在したが、廃業により数が激減している。
そのうえ製麺業ではないにも関わらず製麺所を名乗る店が県内外に増えており、正真正銘の製麺所としては逆に希少な存在。
「ここで食べさせて」という地元客の声(製麺所あるある)に応じて飲食できるようになった。
製麺業用の茹で釜を飲食用に稼働させるには時間を集中させなければならないため、お昼の一時間のみうどん店に充てている。
そのため長らく「香川一短い営業時間のうどん店」の異名を誇った
(過去形なのは営業時間10分を名乗る店が現れたためだが、現実的には一番といっても過言ではない)。
「さぬきの夢(香川県産小麦)」も原料粉として扱っており、開店50食目までさぬきの夢使用のうどんが出る
(51食目以降はオリジナルブレンド小麦使用となる)。
食事の営業は一時間のみ。
行列必至の店だが、予め注文を取るなどさまざまな配慮がなされている。
駐車場も元々あった店舗横以外の場所に拡張された。
お土産用のうどん購入(物販)は日中いつでも可能。
営業時間に間に合わなかったり、行列で断念した場合は物販で訪れるのが良い。
お盆や連休で駐車場の確保が難しい日は臨時休業となるので公式サイトで予めチェックしよう。
●高松市内で日の出製麺所のうどんが購入できるところ一覧
ゆめタウン高松
高松サティ
イオン高松
マルナカ栗林南店
マルナカ・パワーシティレインボー店
ごまデータ
訪問回数 | 第6位 |
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初訪問 | 2003年 |
イチオシ | 熱い |
多客期情報 | 12:30を過ぎても20人以上の行列があるが時間内に並べば食べさせてもらえる。ただし多客時の殺到がすさまじくGWや盆の一部で臨時休業がある。事前要確認。 |
ひやあつ注文法 | 「冷たい」を注文して自分でだしをかける。 |
うどんのメニューは「熱い・ぬるい・冷たい・釜玉」の四種と量の「小・中(1.5玉)・大」を注文し、
卓上の「かけだし・ぶっかけだし・醤油」を自分で手に取ってうどんにかける。
「ぬるい」というメニューがあるのは、うどんの水締めを複数の水槽で段階的に行っているため。
水締め工程の中間であげたのが「ぬるい」となる。ちなみに「熱い」は釜あげ状態。
全て美味しいが店イチオシは「ぬるい」。舌触り・噛み応えがいい塩梅に仕上がっている。
ホカホカ感と触感がたまらない「熱い」も捨てがたい。
食べたメニューメモ
訪問記 2007年04月02日
うどん巡り一日目一店目。
この店のあと友人シャンゼリコさんの車に乗せてもらうことになっていたので、
坂出駅から徒歩で向かいます。
徒歩5分ほどで日の出製麺所に到着しました。身軽なら徒歩で十分な距離です。
今回は三代目社長の三好修氏にお話を伺うことができました。
なかでも特に印象に残ったのは原料小麦粉をブレンドされていること。
同じブランドの小麦粉でもロットによって違いが出てくるそうで、
日の出製麺所として常に均一な品を出そうと心がけると、
配合比も日々調整しながら自分でブレンドした方が却ってやり易いとのことです。
日の出製麺所ではブランド別の生うどんを期間限定商品(ウェブ限定)として企画されています。
そのなかの一つ「豪州産100%生うどん」は定番商品化されました。
そういえば今回店で海老入りの揚げ玉があるのを見ましたし、
百貨店催事の茶屋では新メニューを常に出すなど、
常に工夫し新しいものに取り組む姿勢を感じました。
ごまのおきにいり
トッピングとして数量限定の肉のうま煮があります。
和牛の風味と味つけが絶妙にマッチ。
ダシなしで、煮汁ごとうどんに載せて食べるのがおすすめ。
見つけたら必ずゲットしよう。
催事メモ
日の出製麺所は全国の百貨店催事に出店があります。
生うどんの販売はもとより、茶屋では催事限定メニューが食べられるのも魅力。
出店情報は公式サイトに随時掲載されているので、お近くの方はぜひ。